CaMiL

もの作ることで幸せをいただいて、さらさらと暮らしたい

感想

アニメ「へそまがり昔話」

NHKで放送されていた「へそまがり昔話」の録画を今さら観た。 3Dだけど3Dぽさがなく自然な絵作りが非常にきれいで映像に引き込まれる。 子供の物語と観る前は思っていたが、はちゃめちゃでどうなってしまうのかワクワクして物語に引き込まれてしまった。 …

『乳と卵』川上未映子

乳と卵 posted with yasazon 川上 未映子文藝春秋 おすすめ度の平均: 収録されたもう一編は意味不明帯をみて、、、人体は最後の自然である母、娘、女独特の文体 川上未映子を知ったのは、文章を書くのが好きであろうある女性のブログであった。彼女はよく川…

AVATAR 3D上映

ワーナーマイカルシネマズ御経塚にてAVATARの3D上映を鑑賞。(金沢で3Dで観れるのは御経塚だけ!っぽい) 3D映像に興味津々で観に行ったアバターですが。3D映像、日本じゃ真似出来ない程高度なVFX、技術が可能にしたSF世界表現と視覚体験、鑑賞後人間に失望…

AKIRA

カナザワ映画祭4日目は「AKIRA」観ました。これまた観たことはあると言えばあるんですが、それが確か小学生の時、おばあちゃんの家でお父さんの「AKIRA」のビデオ一人で見てたら、鉄雄が巨大化してカオリと金田が飲み込まれるシーンが見事トラウマとなり、…

ツァイトガイスト

カナザワ映画祭3日目。「ツァイトガイスト」と「ツァイトガイスト:アデンダム」観てきました!とにかく強烈な啓蒙映画でした。啓蒙といっても危険な類ではなく新時代を夢見させるもの。内容としてはとにかく今の世界、既成のシステム(政治、経済、宗教な…

地獄の黙示録 特別完全版

カナザワ映画祭二日目。今日も行ってきました。地獄の黙示録ですが、みたみたと思ってましたが、これ、見た事なかった!プラトーンとかフルメタルジャケットとかごっちゃになってたようだ。しかし長い。特別完全版は+50mなんだけど、エンターティメントとし…

2009年宇宙の旅

今日はカナザワ映画祭「新世界秩序 サバイバルガイド」の初日でした。スタンリー・キューブリック「2001年宇宙の旅」をスクリーンでついに観れるチャンスだったので行きました!いつか来るであろうこの日のためにビデオ屋でのレンタルを避け続けていましたが…

メトロポリス/伴奏付上映

それと、あまりにも2001年宇宙の旅の印象が強すぎて忘れかけていましたが、宇宙の旅の次の上映『メトロポリス/伴奏付上映』も観ました。前売り券なかったので入れないかなーと思いながら待ってみたら、4名だけ空いてるとのことだったので滑り込み着席。 「…

不在者投票へ

僕は23歳なのですが、選挙へ未だ行ったことがなかった。現住所、金沢の方へ住民票を移しておらず、不在者投票という制度も知らず、選挙もあまりピンと来ていなかったのでいってませんでした。凡そ20代の投票率が低いのは同じような理由じゃないだろうか…

Waltz For Debby

僕と音楽はまだまだ浅い関係です。CDを買い出したのが大学の一年生の時だと言ってもいいでしょう。ということはまだ三年目です。それまではただ何となく音楽と付き合ってた気がします。でも今は、音楽と語り合うように音楽を聞いて楽しむようになりました。…

「野菊の墓」伊藤左千夫

恋物語が好きだ。といったらなんだか週間マンガ雑誌にあるようなラブコメを想像させてしまうかもしれないけれど。そんなものは興味がない。こういう恋物語はなんというのか。純情で一途な、美しくも儚い、悲しみを覆う温もりに、静けさの中、自然な時の流れ……

河瀬直美「七夜待」

河瀬直美監督作の映画は「殯の森」とこれで2作目になる。はじめて作品を観る前、河瀬直美を紹介する講演を聴きにいったことがある。その時、作品の根底に流れる思想や哲学といった河瀬直美の思考に共感し惹かれた。前作「殯の森」も今回の「七夜待」も娯楽…

奥山清行 「伝統の逆襲 日本の技が世界ブランドになる日」

デスクの上に積読してあった本だけど、手に取ったが最後一気に読んでしまった。おかげで制作が進まなかったがこれも重要な勉強。ものづくりの世界でどう生きるかと考えている人にとっては必読書ではないだろうか。自分の好きなもの作ってるだけの人なら、ど…

松島さくら子―アジア各地の旅を通して

松島さくら子先生は漆造形作家、それ以外にも2つの顔を持っているとのこと。一つは漆研究のためにアジア各地を現地調査する研究家、2つめは宇都宮大学教育学部美術科の教員だという。つまり制作、研究、教育と漆に関して一本の筋が通った仕事をされている…

「崖の上のポニョ」

昨日レイトショーで鑑賞。 圧倒的な映画だった。 こうしなければならない、こうあるべきだと様々な束縛から解き放たれた宮崎駿の渾身の一作ではあるまいか。 大人による限りなく自由で限りなく子供のファンタジー。 僕が小学生とか子供の時にこれを観てたら…